The Persnickety Immigrant

好きなことを好きなだけ書くブログ。

私のResume紹介

引っ越し先の住所が決まるまで仕事に応募するのをやめた結果、何かする気がなくなってしまったので、今日は私のResumeについて書いてみようと思います。

まだジョブサーチの沼に使っていないので、今やっていることの何かが間違っているとかそんなフェーズではないです。もしかしたら私のやっていることすべてが王道ではないかもしれないので、参考程度に見てください。
また、私はオンラインアプリケーションをメインとしていますが、やはり仕事を得るのにはネットワーキングが一番のようです。これについては私が実践してみたら記事にするかもしれません。


もくじ

Resumeの構成

私のResumeは5つの項目で成り立っています。

1. Name, Contact Info
2. Career Summary
3. Professional Experience
4. Skills
5. Education

これを一つずつ説明していきますね。


Job descriptionをしっかり読み込むことの大切さ

まず、アメリカでResumeを作るにあたってまず重要となってくるのが、応募する先のJob descriptionです。これをもとにResumeやCover Letterを作るといっても過言ではありません。
まだ自分の応募したい職種が決まっていない場合には、前職のJob descriptionや似たポジションを参考にするとResumeが書きやすくなるかと思います。
私が応募するときに参考にしたのは、すでにその職に就いている人のLinkedInを参考にして、どんなキーワードを使っているのか確認しました。


1. Name, Contact Info

ここは基本のコンタクト情報。名前、住所、電話番号、メールアドレスは必須です。名前は大きめのフォントで入れてください。

アメリカでは応募先企業に近い住所を持っていないとそもそも応募を受け付けてくれないことが多々あると聞きます。(”Applying for a job from out of state”で検索するとたくさんの対策記事が出てきます。)
私の場合は引っ越し先の新たなエリアでのジョブサーチをしていたので、Relocation先のエリア名を載せていました。というのも(これはソースを忘れてしまったのですが)、応募先のエリアで仕事経験がないと機械(ATS、Applicant Tracking System)によってはじかれることがあるそうです。

メールアドレスはよくわからない変なのは止めて、自分の名前だけのアドレスを作って載せましょう。そういう細かいところまでリクルーターは見ているらしいです。

LinkedInのURLはRelocation先を入れたら全体のバランスが悪かったので、URLを載せていますが、これは必須ではないかと思います。ただし、応募先によってはLinkedInのURLを求めるところもあるので、その場合には入れてみてください。

日本と違って、顔写真や生年月日、結婚有無とかは載せてはいけません。

名前とコンタクト情報のレイアウトは、左揃え、中央揃え、右揃えにするか個人の好みだと思います。私は中央が好きなので、真ん中に載せています。


2. Career Summary

その名の通り、キャリアについてのサマリー、まとめを載せます。この箇所ですが色々調べたところ、キャリアの長さに関係なく載せたほうが良いようです。
というのも、アメリカのHRは1枚のResumeを見るのに6秒しかかけません。*1その時に見ているのはきっとわかりやすい項目だと思うので、Career Summaryでは成果を一番上に載せておくことで、セールスポイントを見た人が理解しやすいのかと思います。

色々調べると書き方等、出てくるかと思いますが私が参考にしたのは以下の二つです。

参考1

www.topresume.com

参考にしたステップはこちら。

Step 1: Research, research, research
Step 2: What do you have to offer?
Step 3: Translate those skills
Step 4: List your areas of expertise
Step 5: Give it a polished look
Step 6: Proofread, proofread, and proofread some more


まずCareer Summaryは応募する各社ごとに違うものにしてください、というのが大前提。Step 1で言われているようにResearchを必ず行ってください。そうでないと、いくらサマリーがあっても逆にはじかれてしまいます。
Step 2では、自分が何をできるか、しっかりとリストアップします。このリストはResumeの職歴部分でも使うことができるので、残しておくと便利です。リストから応募する職種へ一番適している項目をピックアップして、次のステップに進みます。
Step 3では選んだ項目を文章に書き替えます。
Step 4はSkillsの項目で使うので今は飛ばします。
Step 5、6は最後の確認として使ってみてください。

参考2

https://zety.com/blog/resume-summary

ここで使われているテンプレをほとんど真似して使っています。
盗みすぎてもアレなので、ちょっとだけ文章を変えています。

[adjective(s)/strong character trait(s)][your job title][your experience]. Eager to support/help/assist/etc. [company name][what you want to help the employer achieve and how you want to do it]. [your key achievement(s)].


ここで使う形容詞には応募するJob descriptionから大切そうなもので、自分に当てはまる形容詞を選んで使っています。

ちなみに、この場所にCareer Objectiveを書けばいい、というサイトもあったりするわけですが、個人的にはあなたのキャリアの目的書いてどうする、って思うわけです。Resumeは自分のマーケティングツールなのですから、自分を売り出すもの以外は消しておきたい、そんな考えです。


3. Professional Experience

ここがResumeの一番時間がかかるところです。

基本事項としては、職歴の新しい順に会社名、所在地、職種、期間、自分の成果を載せること。(順番には他にも方法がありますが、私はスタンダードな逆時系列(reverse-chronological)を利用。)

ここで気を付けなければいけないのは、「自分がAchieveしたこと」を載せるべきであって、「自分が行ったこと=Job description/Responsibilities」を載せる箇所ではないということ。自分が残した数字や会社にどうやって貢献したかを書きます。先ほどCareer Summaryでリスト化した自分がOfferできることを参考にしてもいいかと思います。

また、以下に表記されているようなAction Verbsから自分が何をしたかを思い出して、書きだすのも良い方法だと思います。
www.indeed.com


私はこの職務経験の部分について、経験職種ごとにたくさんの項目をリストアップしています。AchievementとResponsibilitiesのどちらもリスト化して、応募先のポジションに合わせてResumeの項目を変えています。その場合には応募するJob descriptionに使われている単語を使い、ATS対策をしています。


4. Skills

キャリアサマリーや職務経歴には入れにくいけど、Job descriptionで必要とされるスキルを載せる場所だと私は思っています。
例えば、Time Management、Written, Verbal Interpersonal Skills、Microsoft Office、Japanese (Native)等。応募するポジションによってこのスキルキーワードは異なってくるので、Job descriptionをしっかりと読み込みましょう。

Skillsを載せる場所はここではなくて、キャリアサマリーの下でもいいとは思います。私が下に入れたのはそこまで胸張って言えないので下のほうにしました。好みです。


5. Education

学歴については、大学名、場所、期間、学位、専攻は必須。GPAに関しては数字が良ければ入れればいいと思っている。
新卒でない限りは学歴は一番下のレイアウトにすることをおすすめ。職歴の方が重要。


フォーマットについて

無料でファンシーなテンプレを使ってResumeを作れるサイトもいくつかありますが、私は今のところ使っていません。
機械がResumeを読み取る昨今ですので、機械に優しいシンプルで読み込みやすいResumeを作ろうと思っています。
例でいうとこのサイトのDublin Resume Templatesが一番近いかと思います。
resumegenius.com


ただ、デザイナーさんとかはきれいにデザインされたResumeの方がいいのかな、とも思いますので、自分の応募する職種に合わせたフォーマットにするのが一番かと思います。

マージンについては所説あり、正直好みとバランスかなと思っています。私は今のところ、上下左右0.75インチでそろえています。最小は0.5インチが限界ではないかと思います。
フォントサイズについても所説あり、1枚に収めるために9ポイント等の小さい文字を使うResumeも見たことがありますが、個人的には10~12ポイント当たりが読みやすいのではないかと思っています。
フォントは奇抜でなければ大丈夫だと思うのですが、私はベーシックなTimes New Romanを使っています。

正直ここら辺は好みと対象業界なので、自分に合わせたものを判断してください。


その他

Resumeの枚数は1枚に収める。2枚以上はレベルの高い職種に応募するときのみくらい。
紙に印刷する場合、厚めの良い紙を使うこと。手触りが明らかに違うのでちゃんと気を使っている感が出ます。まあ最近は紙提出が少なくなっていますが。
アメリカで就活する際、ワード等で作るときにはレターサイズを指定すること。日本から持ってきたパソコンだとA4がデフォルトなので注意が必要。
スペルミス厳禁。ミスっただけで落とされる、と思うくらい気を付けること。
Resumeファイルを提出するときはPDFで、ファイル名に自分の名前をちゃんと入れること。


最後に

アメリカで就活するにあたって避けられないのはResume作りですが、ポイントさえ抑えて、一回ベースとなるものを作ってしまえば気が楽になります。

しかしね、正直なところ会社のお荷物社員だったこともあるから、結構書くのは大変でした。
直近の仕事で数字色々出してたのでまだマシだった、って感じです。
まだまだ長いジョブハンティング、頑張ります!



※この記事に記載された内容によって被った損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。※

*1:ソース: This Is Exactly What Hiring Managers & Recruiters Look For When Scanning Resumes (glassdoor) https://www.glassdoor.com/blog/scanning-resumes/